top of page

町内の風景 (写真上にカーソルを置くと他の写真へのナビゲーションボタンが表示されます。)

茶碗子の井戸

 

 町内には茶碗子の井戸と呼ばれる名水の井戸があります。この井戸には次のようないわれがあります。

 遠い昔、都に住む茶人が召使いにお茶に使う水を宇治川まで汲みにやらせていました。ある日、召使いは水を持ち帰る途中でこぼしてしまいましたが、この茶碗子の井戸を見つけ、その水を汲んで持ち帰りました。しかられることを恐れて召使いは事情を隠しましたが、主人はいつもの水と違うことに気づくと共に、この水の方がおいしいと言って喜び、以後この茶碗子の水を使うことにしたとのことです。また、豊臣秀吉も茶碗子の水をお茶に愛用したとのことです。

 この井戸はこれまでステンレス製の蓋がかぶせられた殺風景なものでしたが、平成26年、町内会では町内や地域の方々等のご支援、ご協力を得て、すばらしい史跡に復旧いたしました。

百丈山石峰寺

 

黄檗山万福寺を本山とする寺院で、江戸時代の宝永年間に創建されました。寛政年間に画家の伊藤若冲が、第七代住職の蜜山和尚の協賛を得て、約10年余をかけて裏山に「五百羅漢」を制作しましたことで有名です。現在四百数十体が残っており、長年の風雨を経て、その姿は趣を深めています。また、本堂の南には、若冲の墓と書画に秀でた貫名海屋(ぬきなかいおく)の筆塚があります。

 石峰寺様には、毎年の地蔵盆をはじめ、いつも大変お世話になっています。

ぬりこべ地蔵

 

町内から京都・伏見稲荷大社へ向かう途中のお堂にまつられているお地蔵様です。ぬりこべ地蔵と呼ばれるようになったのには、「かつて土を塗り込めた壁のお堂に安置されていたから」という説と、「塗り込め」という言葉が「病気を封じ込める」という意味なり、病気や痛み、特に「歯の痛み」を封じるご利益があるから「ぬりこべ地蔵」と呼ばれるようになったという説があるそうです。

 歯痛にご利益があることは広く知られおり、全国からたくさんの方が参拝されたりお手紙を寄せられます。

伏見稲荷大社にほど近く
茶碗子の井戸や石峰寺、
ぬりこべ地蔵 など
多くの史跡や美しい自然に
恵まれた町
石峰寺山野手町の
ホームページへようこそ

 

たくさんの御寄付をありがとうございました。無事竣工を迎えることができました。
御寄付総額
 380万円

 石峰寺山野手町では、子どもたちを守ってくださっているお地蔵様の老朽した祠の改修と、

隣接する由緒ある「茶碗子の井戸」周辺の整備事業を行いました。

 大変多くの御厚志・御協力をありがとうございました。

2014年6月

    ©2014石峰寺山野手町町内会. Proudly made by Wix.com

    bottom of page